2020年1月7日火曜日

秋月 福箱 2020

2020年版秋月電子福箱

↓これまでの福箱



秋月電子名物の福箱(5000円)を開封していきます。
一昨年は10000円、5000円、3000円の福箱といくつか種類があったのですが去年からは5000円の福箱一択でした。




今回は内容物を調べていきます。既製品やキットなどは組み立てし、レビューします。 秋月電子で販売している部品についてはリンクを貼っときます。

販売しているかについては確認ミスがあると思うのであらかじめご了承ください。


それではいざ開封!!




今年は丁寧に梱包材が入っています。
それでは取り出してみます。


ボリューム満点です。

それでは個別に見ていきます。


まずはお楽しみ袋です。
毎年1個か2個入っているようです。
今年は通常サイズと若干小さいサイズの2種類入っていました。
もうこれだけでたぶん1000円以上分のパーツが入っていますね。
中身については別途購入したお楽しみ袋を選別してそのうち記事にします。


ACアダプター類


左上から

L.T.E. LTE50ES-SW-3 DC19V 2.64A 50W (白箱)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08433/
↑現在秋月電子で販売されています。

DC-PACK FXA-2030ZZU DC5V_2A,DC12V_3A 67W (茶箱)
10円スイッチング電源みたくコンデンサが劣化していそうな予感が…(未確認)

下段

GF GF18-US0628T DC6V 2.8A
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-02192/
↑現在秋月電子で販売されています。

GF NP12-1S0523 DC5V 2.3A
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00029/
↑現在秋月電子で販売されています。

GF NP12-US2405T DC24V 0.5A
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00406/
↑現在秋月電子で販売されています。



5VのACアダプターは使えそうです。



ACアダプター、小物

左から、

ACアダプター L.T.E. LTE10UW-S1 DC5V 2A 10W
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-07770/
↑現在秋月電子で販売されています。

OPEN_SCOPE_MZ DIGILENT MRF24WG0MA
USB/WiFi接続の多機能オシロスコープです。
↑現在秋月電子で販売されています。
ケース付きだったので商品画像撮影用に組み立てたものと思われます。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-13452
スマホ等にも無線で画像出力できるそうです。
ロジアナとしても使えるのでICとかの解析に役立ちそうです。


ローテーションサーボ GWS GWS125-T/2BB/F
↑過去に秋月電子で販売されていたようです。






計測器類

左から、

デジタルマルチテスター DT-830L
精度を期待しなければ使えそうです。
↑現在秋月電子で販売されています。

ポケット・デジタルマルチメータ TKPH6A
精度は怪しいですがLCRメータとしても使えそうです。
リードの線が細く少し不安です。
↑現在秋月電子で販売されています。

LCR&インピーダンスメーター Peak LCR45
自動判別して測定できます。
インピーダンスも測定できるので電解コンのESRチェックに役に立ちそうです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-07501/
↑現在秋月電子で販売されています。



LCR45にはなぜかインダクタが繋がれた状態で入っていました。
このLCRメーターでの測定値があっているのかはわかりません。
↑現在秋月電子で販売されています。


準レギュラーアイテム


毎年ほぼ必ず入っています。
今年は丁寧にも定番アイテムが3つセットで袋に入れられていました。
チャック袋の方がまだ役立ちそうです…

左上から、

USBマイクロスコープ
2018年、2019年の3000円の箱に入っていたものと同じなので内容確認は省きます。

金属探知機 WPP-123
2018年の3000円の箱に入っていたものと同じなので内容確認は省きます。

左下チャック袋の中身は、

メモとか出来る時計?電子手帳?
2018年の3000円の箱に入っていたものと同じなので内容確認は省きます。

GPSロガー GT-730F
2018年の3000円の箱に入っていたものと同じなので内容確認は省きます。

モノクロカメラ CCD
↑現在秋月電子で販売されています。

部品取りとしても活用できなさそうです。


ジャンク品


日立 5GHz無線LAN
部品取り、実験/研究用 300円
ハードオフとかによく売ってそうなやつですね。
3.3V 3AのACアダプター付きなので、マイコン等の電源として使えそうです。
本体は分解用かな?




とりあえず分解しましょう。


このプロセッサ(XPC8245LZU266B)の利用も厳しそうです。
タンタルコンデンサくらいは部品取りとして使えそうかな…



IP Video 9100B

 4chカメラサーバです。
5V 1AのACアダプター付きです。
防犯カメラの映像を流したりとかできそうですね。
https://web.archive.org/web/20170410025438/http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-01384/
↑過去に秋月電子で販売されていたようです。



とりあえず分解します。




・使い方 2019/1/25 [追記]
とりあえず使ってみました。

分解画像2枚目の左側にUARTのピンヘッダがあります。
画像中の上から(青いミニジャック側のピン)
・VCC
・TX
・RX
・GND
となっています。

tera tarm側で「115200bps,データ:8bit,パリティ無し,ストップビット:1bit,フロー制御:hardware」
に設定すると通信できます。システムログなど見れるので便利ですね。
linuxが動いているようなのでコマンドを入力して設定を変更したりできます。
メモリが約8.39Mbyte、フラッシュが2Mbyte内蔵されています。

「ifconfig」でネットワーク情報が見られます。

初期のファームウェアでは使い勝手が悪かったのでアップデートしました。
手順は以下のサイト様を参考にしました。
ファームウェアはリンク切れしていたので、wayback machineから持ってきました。

ファームウェアをアップデートするには、ブラウザで「IPVideoのIPアドレス/Update.htm」にアクセスするとアップデート画面が開きます。
アップデートに成功するとtera tarm側で「Write FirmWare success」と表示されるので再起動させます。
ブラウザで開けるページはtera tarm側で「cd etc」「cd Html」「ls」で調べることができます。


評価ボード、デバッガ

 ZedBoard Zynq-7000 評価ボード
Xilinx社のSoC Zynq-7000を使った評価ボードです。
FPGAとARMコアが入っており、高度な処理もできそうです。
これは大当たりです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-12085/
↑現在秋月電子で販売されています。

 一応開封済みでした。
撮影用に開封したと思われます。



そろそろFPGAも使ってみたいと思っていたのでとても嬉しいですね。




ルネサス E8a エミュレータ
これ一台でルネサスのマイコン(日立、NEC)の書き込み・デバッグができます。
幅広いシリーズのマイコンに対応してます。
箱は潰れていますが新品未開封でした。
こちらもかなり有用性が高いので嬉しいです。


コンパイラなどが入ったCDも付属しています。


産業用組み込みPCボード
 PC Add-On Cards AR-B1060(M) (AR-B1060MV20)
↑過去に秋月電子で販売されていたようです。
産業用組み込みPCボードです。
かなり古いので使うのに一苦労しそうです。








今年の福箱には割と実用的な物が多く入っていました。
昨年は普段使わないパーツが何個も入っていたりしていましたが
今回は計器や開発ボード、ACアダプタなどがメインでした。
特にLCRメーター、デバッガ、FPGA評価ボードは当たりでしょう。
おいおい試しに使ってみて追記します。




↓これまでの福箱・お楽しみ袋

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