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3端子圧電スピーカー
3端子圧電スピーカーはフィードバック用に端子を追加したもので、外付けのトランジスタ1個と抵抗数個で自己発振させて発音させることができます。
簡単な回路で発音できるため、昔はそこそこ使われていました。
発振周波数は外付け抵抗やスピーカーケースなどで決まるため、ほぼ固定となり、曲の演奏はできません。
現在は、マイコンからの出力で発音させるのが当たり前なので、3端子圧電スピーカーはめったに見られません。
今回は、その3端子型圧電スピーカーの電極を基盤としてトランジスタや抵抗をのせたモジュール型のブザーを入手したので、分解してみました。
電極の真ん中へ伸びている細いパターンがフィードバック用の圧電素子領域です。圧電効果により電圧が発生します。
その周りの不定形な電極面が圧電スピーカーとして電圧を印加している領域です。
圧電スピーカーの電極を基盤として使用しているため、基本的にすべての端子がグランド間と容量を持っています。もちろん圧電効果による影響もあります。外周を配線として使うことで影響を抑えているのでしょうか?
回路は単純です。
青の点線は結合している容量分です。
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