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東芝 Rupo JW-6020の分解
注意:この記事の内容を鵜呑みにし、事故や損失を招いた場合でも当方は一切の責任は負いかねます。自己責任でお願いします。
ワープロ分解シリーズです。
ICの生産年は1998、1999年台が多いです。
CPU単体は入っておらず、東芝のCPU複合カスタムLSI G36450431019が入っていました。
デバックモードでのレジスタ表示を見た感じだと8086だと思います。
汎用ロジックICは少なく、カスタムLSIやゲートアレイでまとめられています。
「TOSHIBA G36450431019」 富士通? CPU複合カスタムLSI
横長のQFP256です。
「OKI M5416263-60」OKI MSM5416263-60 沖電気 マルチポートDRAM 256K*16bit 4Mbit 1個
「ALPS CBK0019AB-PTCTS28」 PTCTS NEC ゲートアレイ プリンタ系?
μPD765A互換FDC、プリンタポート、IDE、UARTのコンコローラが一体型なっているICです。
「TOSHIBA M533222E-09」 沖電気 MSM533222E 4M*8bit/2M*16bit 32Mbit MaskROM
「TOSHIBA OCJ1」 東芝 容量不明 MaskROM
LCDコントローラのようです。
東芝のワープロRupoシリーズの多くはデバッグモードが搭載されています。
PJ7をショートすると、デバッグモードに入れます。
デバッグモードでは、レジスタ表示やメモリHEX表示、プログラムのニーモニック表示などができます。
PJ7をショートし、デバッグモードに入った後、キーボードの任意のキーを押すと、
各種デバッグができます。
「R」を押すと、レジスタの状態を表示できます。
見た感じ8086っぽいですね。
他のモード(一部のみ、他にも色々な機能があります。)
「Z」
現在実行中のプログラムのニーモニック表示(ネイティブコード表示)
「選択/実行」キーを押すとステップ実行することができます。
「V」
カラー・モノクロ表示切り替え
デバッグ中は基本的にモノクロ表示となります。
このキーで一時的にカラー表示にすることができます。
「X」
なにかのメニュー
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