2024年3月4日月曜日

東芝 Rupo JW-6020の分解

 

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東芝  Rupo JW-6020の分解


注意:この記事の内容を鵜呑みにし、事故や損失を招いた場合でも当方は一切の責任は負いかねます。自己責任でお願いします。


ワープロ分解シリーズです。



ICの生産年は1998、1999年台が多いです。

CPU単体は入っておらず、東芝のCPU複合カスタムLSI G36450431019が入っていました。
デバックモードでのレジスタ表示を見た感じだと8086だと思います。
汎用ロジックICは少なく、カスタムLSIやゲートアレイでまとめられています。



「TOSHIBA G36450431019」 富士通? CPU複合カスタムLSI
横長のQFP256です。



「OKI M5416263-60」OKI MSM5416263-60 沖電気 マルチポートDRAM 256K*16bit 4Mbit 1個



「ALPS CBK0019AB-PTCTS28」  PTCTS  NEC ゲートアレイ プリンタ系?


「EPSON R4553」  EPSON RTC 1個




「PC87312VF」  NationalSemiconductor SuperI/O 1個
μPD765A互換FDC、プリンタポート、IDE、UARTのコンコローラが一体型なっているICです。


「A6919SLB」 ALLEGRO ステッピングモータドライバ 2個



「TOSHIBA M533222E-08」 沖電気 MSM533222E 4M*8bit/2M*16bit 32Mbit MaskROM
「TOSHIBA M533222E-09」 沖電気 MSM533222E 4M*8bit/2M*16bit 32Mbit MaskROM
「TOSHIBA OCJ1」 東芝 容量不明 MaskROM


「TOSHIBA G36460390092」 東芝 容量不明 MaskROM



・基板裏

「SEC KM416C1000J-L16」SEC DRAM 1M*16bit 16Mbit 2個


「TOSHIBA LZ9GF20」SHARP LZ9Gシリーズ ゲートアレイ 2000ゲート 1個
LCDコントローラのようです。


「TOSHIBA LHMNOPWD」 東芝 容量不明 MaskROM




・電源


・デバッグモード
東芝のワープロRupoシリーズの多くはデバッグモードが搭載されています。
PJ7をショートすると、デバッグモードに入れます。

デバッグモードでは、レジスタ表示やメモリHEX表示、プログラムのニーモニック表示などができます。
PJ7をショートし、デバッグモードに入った後、キーボードの任意のキーを押すと、
各種デバッグができます。

「R」を押すと、レジスタの状態を表示できます。
見た感じ8086っぽいですね。



他のモード(一部のみ、他にも色々な機能があります。)

「Z」
現在実行中のプログラムのニーモニック表示(ネイティブコード表示)
「選択/実行」キーを押すとステップ実行することができます。

「V」
カラー・モノクロ表示切り替え
デバッグ中は基本的にモノクロ表示となります。
このキーで一時的にカラー表示にすることができます。

「X」
なにかのメニュー





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