SONY デジタルサラウンドヘッドホンシステム DP-IF5000の分解
注意:この記事の内容を鵜呑みにし、事故や損失を招いた場合でも当方は一切の責任は負いかねます。自己責任でお願いします。
電子機器分解シリーズです。
本機は音声信号を無線(赤外線)でヘッドホンに送信するための装置です。
入力されたアナログステレオ音声は一度デジタルへ変換されます。
その後、音場DSPによってエフェクトをかけた後、アナログステレオ音声へとA/D変換します。
A/D変換されたアナログステレオ音声は本機前面あるヘッドホンジャックへ出力されます。
さらに、A/D変換されたアナログステレオ音声にFM変調(L:2.9MHz, R:2.80MHz実測値)をかけて赤外線LEDで送信します。
音場DSPはMotorola XCE56009とZORANのZR38600が使われています。
ICの生産年は1998年台が多いです。
MCUはNECの78K/0 μPD78018 (μPD78P018FGC)が入っていました。
「NEC μPD78P018FGC 555Ver11」 NEC uPD78P018FGC 78K/0シリーズ マイクロコントローラ ROM:60KB, SRAM:1KB x2 PROM品
「XCE56009FJ88 1F12S」 Motorola XCE56009FJ88# DSP56009 DSP SYMPHONY AUDIO DSP FAMILY 24bit DSP56000core
「ZORAN ZR38600PGC」 ZORAN ZR38600 PROGRAMMABLE DIGITAL AUDIO PROCESSOR
「NJM2115」 JRC 2回路入り汎用オペアンプ
「NJM4558」 JRC 2回路入り汎用オペアンプ
「PCM3001E」 Burr-Brown PCM3001 18bit ステレオADC / DAC(8倍オーバーサンプリングフィルタ付き)
「BA3308F」 ROHM BA3308 ALC付きデュアルプリアンプ
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