2022年5月5日木曜日

パーソナルビジョン RICOH MT-505 分解

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パーソナルビジョン RICOH MT-505 分解

注意:この記事の内容を鵜呑みにし、事故や損失を招いた場合でも当方は一切の責任は負いかねます。自己責任でお願いします。







パーソナルビジョン RICOH MT-505は、リコー教育機器が発売した教育用コンピュータです。

同社の教育用音声機器「マイティーチャー」を接続して使用します。
RFモジュレータが内蔵されており、テレビのアンテナ入力部分に直接接続できます。


「ROMシート」と呼ばれる磁気シートをマイティーチャー(MT)へセットし、録音された変調データ音声を再生することで、パーソナルビジョンへプログラムデータを転送します。

ROMシートは、カセットテープとフロッピーディスクの中間みたいなもので、A4サイズほどの磁気塗布板で、音声が記録されています。




パーソナルビジョン MT-505 の仕様

CPU  :  μPD8085AC  (6MHz駆動)
ROM  :  64Kbit (μPD2764D)
RAM  :  256Byte / 8KByte ( μPD8156C (8085からのアクセスのみ) / μPD4016D-2 (8085・VRAM共用) )
グラフィック  :  MC6847P (VDG)
音声  :  三重和音、擬音(DCSG SN76489AN)

8085、8156、6847を基本としたシンプルな設計です。





基板


両面スルーホール基板です。
RFモジュレータ部はシールドされています。

昭和58年(1983年)の4月25日に製造されたようです。













回路



地道に回路起こしをしたため、ミスがあるかもしれません。参考までに。










ROM

64Kbit (8kByte)のROMには、起動後にマイティーチャーからデータを読み込むプログラムが入っています。

$1700からは8x9のフォントデータが入っています。

内蔵されているフォントは、
ひらがな、カタカナ、英子文字、英大文字、数字、漢字(年、月、日、点、円)、その他記号
などがあります。















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