秋月 八潮店 お楽しみ袋 2025:コンデンサ・抵抗・コイル編
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コンデンサ・抵抗・コイル編です。
今回の袋は電解コンデンサもそこそこ入っています。細かい表面実装のMLCCは少なめです。
・コンデンサ
日本ケミコン 電解コンデンサ LXG400VN391M35X50T2 LXGシリーズ 400V 390μF 105℃ 長寿命品 1個
八潮店のアウトレットセールで販売されているものです。
電源のPFC部に使えそうです。
日本ケミコン W 特注品 電解コンデンサ 350V 100μF 105℃ 2個
メーカーが依頼した特注品のため、仕様は公開されていません。
低周波・低リプルの用途の場合、特に気にせず使えそうです。
スイッチング電源用の低インピーダンスの電解コンデンサです。
小型のチョッパを作る時に割と使いやすい電圧・容量なのでありがたいです。
Tracon RAHシリーズ 50V 22μF 105℃ 10個
詳細不明です。
2段目左上から、
ニチコン 電解コンデンサ UPW1E471MPD PWシリーズ 25V 470μF 105℃ 5個
スイッチング電源用の低インピーダンスの電解コンデンサです。
電源を作る時に割と使いやすい電圧・容量なのでありがたいです。
松下 電気二重層コンデンサ SDシリーズ ゴールドキャパシタ EEC-S0HD224H EECS0HD224H GC5.5V0.22F 7個
セルが2個直列接続された構造になっています。
松下 電気二重層コンデンサ SDシリーズ ゴールドキャパシタ GC5.5V0.22F EEC-S0HD224V EECS0HD224V 5個
セルが2個直列接続された構造になっています。
松下 電気二重層コンデンサ NFシリーズ ゴールドキャパシタ 5.5V 1.0F EECF5R5U105 2個
セルが2個直列接続された構造になっています。
ニチコン 表面実装 電解コンデンサ シリーズ不明 16V 47μF 13個
詳細不明 表面実装 1608 MLCC 積層セラミックコンデンサ 0.1μF 23個
村田 高誘電率R特性 MLCC 積層セラミックコンデンサ 224K 0.22μF±10% RPER11H224K2B1 17個
・抵抗
SHIH HAO 炭素被膜抵抗 1KΩ±5% 1/4W RD25S 1K 10個
↑過去に秋月電子で販売されていました。
炭素皮膜抵抗 1608 表面実装 182 1.8KΩ 63個(1個破損)
・コイル
詳細不明品トランス 高圧トランス 09112
八潮店のアウトレットで販売されていた謎トランスです。
メーカ―型番等の捺印は無いです。「高電圧注意」とあるので、イグナイタ用トランスでしょうか。
巻き数比は約1:150で、1次側が10μH@10KHz 0.2Ω@DC、2次側が224mH@10KHz 1KΩ@DCです。
被絶縁型・開磁路型のトランスです。漏れインダクタンスが多いので、共振させて使うのが良いのでしょうか。
昔ながらのエンジン用イグナイタ回路で駆動させるのが簡単でしょう。
SWを閉じると、C1とR2による充電電流がTR1に流れてパルスを作ります。
TR2がONの期間に謎トランスに磁束を溜めて、TR2がON→OFFの瞬間以降に2次側が放電します。この瞬間C2と謎トランスは半共振状態となります。
C2の容量が小さいと2次側のパルス時間幅が小さくかつピーク電圧が高くなり、逆にC2の容量が大きいとパルス時間幅が大きくかつピーク電圧が小さくなります。C2が謎トランスにより充電されてC2の下部接点の電圧が最低潮(-数百V程度?)に達すると、今度は電流の向きが反転して謎トランスを経てC2が放電します。C2端子間の電圧が0V付近になると、謎トランスの起電力による電流はD2を経て流れます。この瞬間謎トランスの1次側の電位差はVCCなので今度はC2が謎トランスと共振・減衰して1サイクルが終了します。
この回路のポイントは、
➀C2による共振
➁C1とR2で決まる磁束チャージ時間
でしょうか。
C2はTR2のVCEにかけられる最大電圧とほしい2次電圧によって決めます。
C2が小さいほどVCEの耐圧が高いトランジスタが要求されます。C2が大きすぎると、TR2がONになる時に大電流が流れるためトランジスタを壊れてしまうかもしれません。
TR2はVCEの最大が350~400V以上でICの最大が10数A以上のもので高hFEのものが望ましいです。
C1とR2で決まる磁束チャージ時間は、TR2のICの最大電流と相談して決めると良さそうです。
17種類222個のコンデンサ・抵抗・コイルが入っていました。
次はコネクタ・スイッチ・その他部品編です。
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