SUNIX 家庭用パーソナルカラオケ 狩人あずさ2号 ASK-6001 ASK-6000 の分解
注意:この記事の内容を鵜呑みにし、事故や損失を招いた場合でも当方は一切の責任は負いかねます。自己責任でお願いします。t
電子機器分解シリーズです。
本機はマイク型の家庭用カラオケマシンです。
マイクの柄の部分に装置を詰め込んでいます。
追加のチップ(物理ROMやフラッシュメモリ)を取り付けることで、曲の追加やUSB接続によるダウンロード曲の保存ができます。
この手のカラオケマイクは類似品が多くあり、中身がほぼ同じということも多くあります。
本カラオケマイクの中の基板のシルク印字の型番はED6000となっています。
ED~で始まるものは販売元が異なっていても製造メーカーは同じ可能性が高いです。
このカラオケマイクもMagic Sing ED-6000と中身がほぼ同じだと思います。
外観で見分けるポイントは、拡張カートリッジのコネクタ形状が以下の分解画像と同じであるかどうかを判断すると良いです。
ICの生産年は2007年台が多いです。
メインコントローラはTIのDSP TMS320DSC25 (ARM7内蔵)が入っていました。
「GSS2133-TS2 P0733」 メーカー不明 容量不明 ATSAM2133B用音色サンプルデータ+ファームウェア MaskROM
容量は1MBから16MBのいずれかでしょう。
「SAMSUNG 713 K4S281632I-UC75」 SAMSUNG K4S281632I-UC75 8M*4bit*4bank / 4M*8bit*4bank / 2M*16bit*4bank 128Mbit Mobile-SDRAM
DSP用のSDRAMです。
・基板裏面
「TL064C」 4回路入りJFET入力低消費電力オペアンプ
「CIRRUS 5340CZZ 0723」 CIRRUS LOGIC CS5340-CZZ 24bit 192KHz ステレオADC
※LCDの下に配置
「dream SAM2133B」 Atmel ATSAM2133B Dream Sound Synthesis 64ポリ エフェクト付きサウンドシンセサイザ
このカラオケマイクも例のごとくMIDI音源モジュール化の改造が可能です。
上の画像右下側がATSAM2133Bの100pin(MIDI IN)です。
↓改造例
「DSP TMS320DSC25 CB 77A05DJ」 TI TMS320DSC25 ビデオ処理用DSP
DSPコアC54xTMと32bit ARM7 コア、プログラマブル画像処理チップ(iMX)が一体となったSoCです。
カラオケの映像処理や演奏以外の音声処理を担当しています。
「ATMEL636 93C46 SU27 A」 ATMEL AT93C46 3線式シリアルEEPROM 1Kbit
「Winbond W39L040AP70Z 4638674002 7066CFA」 Winbond W39L040AP70Z 512K*8bit 4Mbit フラッシュメモリ
DSP用でしょうか。
「SAMSUNG 616 K9F5608U0D PCB0」 SAMSUNG K9F5608U0D 32M*8bit 256Mbit NANDフラッシュメモリ
カラオケデータ用のフラッシュメモリでしょうか。
「CS4340-KSZ BAFXQL0723」 CIRRUS LOGIC CS4340-KSZ 24bit 96KHz ステレオDAC オーバーサンプリングフィルタ+アナログフィルタ入り
「7082A H006H JRC」 JRC NJU7082A 単電源CMOSパワーアンプ
「380 93Y」 詳細不明 降圧チョッパコントローラ?
・キー入力ボード
・関連記事
0 件のコメント:
コメントを投稿